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連帯ユニオン

他人の痛みは我が痛みの精神で、労働運動に取り組んでいます。 働く人々の労働条件の向上を目指して、日々活動しています。

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語りつくせぬ生涯から多くを学ぶ
ひとり芝居『在日バイタルチェック』

8月5日、「学働館・関生」4Fホールで18時半から劇団石(トル)ひとり芝居の「在日バイタルチェック」が公演されました。 

Highlight NEWS

主宰のきむ・きがんさんは、在日コリアンで04年に劇団を結成。滋賀県彦根市に拠点を置き、関西一円で活躍中です。

被爆地広島から発信
きむ・きがんさんの公演は 今回で66回目になる。

【 在日コリアンの怒り・悲しみ・喜びの人生 】

語りつくせぬ生涯から多くを学ぶ
ひとり芝居『在日バイタルチェック』

在日コリアン1世のハルモニが、90歳の誕生日会をデイサービスセンター「タンポポ」で催したとき、2・3世のスタッフからどんな人生だったか思い出話しを聞かせてほしいと言われハルモニが回顧しながら語り始めます。
ハルモニは、済州島で暮らしていましたが15才のとき親戚を頼って大阪へ出稼ぎに来ます。すでに朝鮮半島は日本に植民地支配され小学校の授業でも「日本語」の強制、日本
人名への創氏改名など朝鮮民族のアイディンディーを失わせました。
1945年8月15日に日本が戦争に負けて朝鮮半島も解放されます。しかし、日本に住んでいた朝鮮人は古里に帰っても仕事がないためハルモニは日本で苦労しながらバラックを建てて生活を始めます。そしてオモニと出会い結婚をしました。子どもたちを育てるため、ハルモニは対馬に海女さんとして出稼ぎに行き、冬は猪飼野に帰って働きました。
その間も、大阪に残された子どもたちが、民族差別を受けてもたくましく育つ姿に母として子どもに感謝します。その後、日本経済も発展し、在日の暮らしも良くなります。
そんなとき、「在特会」などの行う民族差別のヘイトスピーチが横行していることに、在日の人たちがどんな苦労をして今を迎えているのか怒りを露わにするハルモニがそこにいます。
日本で暮らし、税金も払い、地域社会と共生してきた在日一世の苦労を、もう一度深く考えさせられたひとり芝居でした。

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