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『原発再稼働反対』全国から結集!
  大飯原発再稼働反対全国集会(福井市中央公園)
 
 

野田政権が大飯原発の再稼働を正式に決定した翌日、6月17日に福井市中央公園に全国から2200名の反原発を闘う仲間が結集した。

当日、天候には恵まれなかったが、中央公園には溢れんばかりの人々が結集。九州から東北まで参加団体の約80名のリレーアピールが続いた。山本太郎さんらと一緒に反原発で闘う千葉麗子さん(元芸能人)らも参加し、反原発の怒りの発言もあった。

特に福島から参加した人たちの発言では、政府に対し「あまりにも被災者を無視した再稼働決定だ」と本当に力強い発言もあった。

その後も各団体の発言や歌を交えて脱原発や再稼働反対を次々に訴えた。
その他集会での発言では、実行委員会の原発反対県会議事務局次長の石地優さんが「県民は認めていないのに西川知事は合意した」とあいさつし、鎌田慧(かまたさとし)さんは「再稼働には正当性も合理性も全くない。私たちの運動の頑張りで、未来を作ることができる」と脱原発を訴えた。

政府の安全確認ができたとの主張は、事実上、原爆の材料を作るために、すなわち戦争をするために原発を再稼働するようなものである。
このことを一切報道せず、マスコミは政府の言いなりになり国民を洗脳している。この手法は、本当に悪質だと言わざるを得ない。この状況を変えるためには、私たちもこの反原発運動を今後も継続しなくてはならないと集会に参加するたびに感じる。

集会後のデモには、2200名以上は参加。長蛇の列に圧倒されるほどだった。一緒に参加したメンバーたちは、福井城跡に作られている福井県庁に対して大きなシュプレヒコールをあげて訴えた。

1時間ほどのデモ中は意外にも多くの通行人たちが激励してくれ、市バスの中から声援をくれる人たちなど福井市民の反対という気持ちが伝わった。
この反原発運動は、若者中心に拡がり、今までの集会とは違い参加メンバーの層も変わってきている。オリジナルのプラカードや太鼓などを用意し、日本での集会デモもにぎやかな形になってきた。

東京からバス6台で参加したメンバーは本集会終了後も大飯町に出向き町民たちと交流を図り、反原発の思いは福井から全国へと確実に拡がっている。

 

連帯ユニオン議員ネット