森友事件の真相究明を継続させる

９月３日、瑞穂の国記念小学院（森友学園）に隣接する野田中央第２公園で「森友事件は未解決・怒りのデモ」が開催された。森友問題に深く関わりのある安倍元首相が死亡し、真相究明が困難になったが、引き続き森友事件の解決を求める決意の集会が開催された。

「森友事件は未解決・怒りのデモ」が野田中央第２公園で開催された。集会場の真横にある「瑞穂の國記念小學院」は、見た目は立派な建物だが、壁は色褪せ、まわりは建物を覆い尽くすかのように草木が生えており、長い年月が経過したことが感じられます。
事件を風化させてはいけないと継続されてきた集会も、６年目に突入。今回で63回目になります。まさに「継続は力なり」「絶対に安倍と、妻昭恵の責任を追及する！」「この事件は絶対蓋をさせない！」「赤木さんの無念の想いを無駄にしない！」そんな堅い決意と執念の熱い集会デモでした。

安倍国葬の本質は憲法改正

集会参加者のアピールでは、発言者全員が「安倍の国葬問題」に言及。関生支部の執行委員は、「モリ・カケ・サクラ以外にも数えきれないくらいの愚行を繰り返してきたのが安倍であり、この人物のどこに国葬する価値があるのか？大多数の国民が反対しているのに岸田政権は国葬を強行しようとしている。安倍を英霊視することにより、安倍の悲願でもある「改憲」を推し進めようとすることが、岸田政権の狙いであり、この国葬は絶対阻止しなければならない」と訴えたのち、関生支部の闘争を報告。この弾圧への物心両面にわたる支援に対して感謝の意を述べました。また７月６日から始まったティーワイケイ高槻生コン解体工事、高槻生コン闘争」について報告し、関生支部はこの「高槻生コン闘争」を重点争議職場として位置づけ、勝利するまで全力で闘うと決意表明。引き続きの支援をお願いしました。
集会後のデモ行進は、阪急庄内駅を行き交う市民らが立ち止まり聞き入る姿や、手を振って激励するなど、大いにアピールすることができました。森友事件の真相究明を目指してともに闘おう。