美浜3号機などの老朽原発の再稼働に反対する「老朽原発うごかすな!大集会・おおさか」が6月6日、大阪・うつぼ公園で開催され、1300人が結集した。
原発によって命と暮らしが脅かされる
集会は、はじめに主催者を代表して、オール福井反原発連絡会の中嶌哲演さんが登壇。「国と関西電力の下僕にならないということが私たちの運動の基本。危険な老朽原発を再稼働させてはならない」と訴えた。
続いて、反原発市民連盟関西ブロックの山下けいきさんが「3月18日の水戸地裁では、30㎞圏内の避難計画が不十分として稼働差し止めの判決が出たが、若狭で原発事故が起これば被害は他府県にもおよぶ。学校や幼稚園に対しても避難計画作成が指示されているが、これは逆ではないか。原発の存在を前提とすること自体間違っている」と発言した。
その後、反原発団体からのメッセージの代読があり、全国から駆けつけた仲間が登壇。さらに、関西各地からの報告があった。
千葉県からの避難者で現在滋賀県に住む方と長男(小学生)が発言。「福島原発事故後、205㎞離れた千葉県北西部で大量の放射能雨が降った。汚染状況重点調査地域に該当する『ホットスポット』になったため、滋賀県に避難してきた。美浜原発とびわ湖は30㎞。事故が起これば福井県に限らず広範囲に汚染される。そもそも原発はこの世にあってはならないものだ」と訴えた。長男(小学生)も「原子力発電所の再稼働をしないでください」と大きな声で発言した。
この後、集会宣言を採択し、参加者全員でシュプレヒコール。集会後には難波までデモ行進し、市民にアピールした。
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