関生太鼓


老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか

原発全廃を目指して!

9月6日、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」が開催されました。当日は、非常に強い台風10号が沖縄から九州に進み関西も雲行きが怪しいなか、関西を中心に全国から1600名が集まりました。 老朽原発を廃炉へ

集会の主催者挨拶で中村哲演さんは、「福島原発事故から9年を経過しても未だに事故の収束は見えず、放射性物質を含む大量の汚染水が太平洋に垂れ流されようとしている。原発は、事故が発生すればたちまち被曝被害の深刻さと事故処理の困難さが立ちはだかり、現在の科学技術で制御できるものではない。その上、その原発が老朽化すれば危険度がさらに増すことは明白だ。しかし、関西電力と政府は、運転開始後45年、44年、43年超えになる高浜1・2号機、美浜3号機の再稼働を画策している。これは、2013年に法律で定めた〝原発の運転期間は原則40年〟を蔑ろにし、2016年、原子力規制委員会が最長20年の運転延長を認めたことで全国の原発の60年運転に先鞭をつけようとしており、決して許してはならない。関電の11基のうち4基がすでに廃炉になり、残り7基のうち3基が延命されようとしてるのを阻止することが集会の目的だ。まずは老朽原発の廃炉を実現するため世論と運動の前進を」と訴えました。

大きく進む好機だ

続いて実行委員会の木原壯林さんは、「原発の40年超えと新設を阻止すれば、2049年には全国で稼働する原発は無くなる。また、高浜町助役による関電幹部への原発マネーの還流が発覚したことで脱・反原発への世論の声が高まり、広島高裁の伊方原発3号機運転禁止の仮処分決定など、老朽原発廃炉、原発全廃に向かって大きく前進させるチャンスだ。この集会の大成功によって老朽原発廃炉を勝ち取り、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しよう!」と力強く訴えました。

脱原発訴えながら大阪市をデモ行進

リレートークでは、全国から原発廃止の運動を進める団体や3・11福島原発事故での被災者、政党や労働組合から連帯の挨拶がありました。
時折、事前に配られた赤いポテッカー「老朽原発うごかすな!」を掲げて、この運動に対する士気を上げました。
最後に集会決議を参加者全員で確認し難波までデモ行進。台風の影響で途中大雨となりましたが、参加者は、「老朽原発うごかすな!」「再稼働反対!」「電気は足りてるぞ!」とコールしながら、最後までデモを貫徹しました。 

 


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