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日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪

2016年2月26日、エル大阪で日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪の結成10周年記念総会が、会員とこの会に賛同する団体・個人の約60名が参加し開催されました。

司会は全日建近畿地本の西山直洋氏が務め、総会が始まりました。冒頭の主催者挨拶で共同代表の加来洋八郎氏は「今年共和国が行った水爆実験・人工衛星の打ち上げに対し、対話路線を優先すべきとする意見を無視して日韓米などが一方的に制裁議論を推し進めていることに憤りを感じます。日朝友好という言葉すら言えない時期もありましが、日朝友好なにわの翼での交流・排外主義に対抗する様々な行動・その時の情勢にあった学習会を通じて、近くて遠い国とされる共和国との距離が近づきました。」と、これまでの10年間の運動の成果を報告しました。

この総会で共同代表を退任される有元幹明氏は「お兄ちゃんのような国 朝鮮」と題した講演で、この10年を振り返りました。前身である日朝国交正常化の早期実現を求める大阪府民の会から市民連帯・大阪へ改組した由来。1984年以降18回訪朝した経験から、「共和国の近代化は毎年顕著で、国民が明るく平和に暮らしています。日本のマスコミが意図的に流す、偏見した情報の中に存在する虚像の共和国は全くありません。」「国交正常化と南北統一を実現させ、平壌まで釜山から列車で行くことが夢であり目標でした。今後は顧問として運動を支えていきます。」と述べられました。

引き続き、今回共同代表を退任される永久睦子氏が活動経過報告、金昌五氏から情勢報告、姜賢氏が活動方針の報告を行いました。

役員改選では、事務局に古賀滋氏と西山直洋氏が選出され、最後に今回共同代表に就任した長崎由美子氏が「今日の日朝間は困難な状況ですが、さらに今後10年間の運動を前進させる」という強い決意と参加者に引き続きの協力を要請し、総会が終了しました。 


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