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「憲法の集い 戦争法廃止への展望を考える」集会

11月28日、大阪市立中央会館にて「戦争法廃止への展望を考える」集会が行われた。そのなかで、戦争法や閣議決定から始まる憲法解釈過程をどのように見るかなど、この間の政府の行為に対し、集団的自衛権違憲訴訟の会など各団体の代表から廃案に向けた提案がされた。



主催者挨拶の後、本年10月まで全国憲法研究会代表を務めた水島朝穂氏が、軍事政権下のミャンマーで、55年ぶりにまともな選挙が行われたことを紹介。
「憲法の集い 戦争法廃止への展望を考える」集会

その結果、非暴力民主化運動の指導者であるアウンサンスーチー氏(NLD:国民民主連盟党首)が圧勝したが、現行憲法の規定では大統領になれないこと等を指摘していた。

昨年7月、日本国憲法をないがしろにした安倍政権が安保法案を強行採決し、それが現行法律となった。反立憲主義の安倍首相は違憲内閣である。国家主権型の非常に危険な思想の持ち主で「自己陶酔型」のヒトラーに似ていると酷評していた。

      60年前の闘いを再現し、国防軍化を阻止する闘いを

60年前、当時の鳩山内閣が自衛隊を国防軍にしようと目論んだ。しかし、それ を阻止しようとして1956年7月の参議院選挙で、野党が三分の一以上を取る闘いを展開し成功した。その後の内閣は60年間、去年の7月1日まで自衛隊という名称で解釈改憲の状態で来た。安倍内閣は、来年の参議院選挙で勝利し、文字通り日本を戦争する国に変えようとしている。

私たちは、60年前の闘いを再現して、自衛隊の国防軍化を阻止しなければならない。


参考 

憲法のつどい2015「戦争法廃止への展望を考える」 集会のお知らせ

水島朝穂さんホームページ

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【参議院 国会中継】憲法審査会 平成27年3月4日 水島朝穂さん


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