北陸電力は再稼働に向けて1100億円をかけて、防潮堤を造るなど準備を進めています。
2日目は、自転車に乗り「核も原発もない能登半島を!」と訴え約70㎞の道のりを走りました。晴天の下、暑さには心が折れそうになりましたが、歩道から車から皆様のがんばっての声を聞き、勇気をもらいました。
志賀原発に到着して現地で闘っている仲間と合流。自己紹介や闘いの報告を受けた後、志賀原発正門前で抗議集会を行い、「原発再稼働反対」のシュピレヒコールをあげました。集会のあと石川県内灘町にある歴史民俗資料館まで走りました。
3日目は、石川県庁と北陸電力金沢支店に「再稼働反対」の申し入れを行いましたが、どちらも明確な回答をしない姿勢に怒りを感じました。北陸電力の前でのビラまきでは、社員の人たちが手に取り読んでいる姿や、近くにある学校の学生に渡すと「お疲れ様です」と声をかけられ、反原発の運動は必要だと感じました。
志賀原発は、原子力規制委員会の下で新規制基準での調査が行われ、原発の下には「活断層の可能性がある」と結論が出ています。しかし、北陸電力はこの決定を不服とし、あくまで活断層では無いとごまかしています。危険な志賀原発を廃炉にしなければなりません。
今回参加して、原発はいらないと確信しました。東日本大震災で福島第1原発事故で放射能の怖さを感じたはずです。私たちは原発が廃炉になるまで共に闘っていきます。
参考
Wikipedia:志賀原発
NHKエコチャンネル
隠された臨界事故 志賀原発で何が起きたか
日本経済新聞 電子版 志賀原発、直下の活断層「否定できず」