私たちは，新たな「戦前」のただ中に立たされています。
与党は7月16日、安全保障関連法案（戦争法案）を衆議院で強行可決しました。
民意を無視する安倍政権の独裁政治に対する怒りの声はどんどん広がっています。

戦争法案は明らかに違憲であり、強行可決は憲法9条と立憲主義を根こそぎ破壊する暴挙です。戦争法案は、戦後70年間戦争をしてこなかった日本を、アメリカ軍とともに海外で武力を行使し、殺し殺される戦争する国へ大きく変える、まさに戦後最悪の悪法です。

安倍政権は、戦争法案とともに、戦争の拠点づくりのために辺野古新基地建設を強行しようとしています。沖縄を再び戦争の最前線にし、米軍基地集中の構造的差別を強める新基地建設の動きに対し、沖縄では島ぐるみの闘いが高まっています。

現地では、弾圧に屈せず粘り強い抵抗が続けられています。翁長知事は、
公有水面埋め立て承認について、第３者委員会の「法的に瑕疵があった」
との報告を受け、取り消す動きを強めています。
人権と自己決定権の尊重を求めて、国連で安倍政権の非道を訴える準備も進んでいます。こうした動きなどにより、安倍政権は作業を１か月中断せざるをえなくなりました。

沖縄の闘いとの連帯を強め、新基地建設をとめましょう
沖縄と共に、「戦争あかん、基地いらん」の声を大きく広げていきましょう！

集会パンフレットより