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教育部では、月に一度開催する幹部教室を通じて、執行委員のレベルアップに力を入れています。今月のテーマは「集団的自衛権」です。

           沖縄の心を踏みにじった行動に!


   講演する服部氏と受講者
3月28日、協同会館アソシエにて元衆議院議員の服部良一氏に「辺野古の攻防から、国との対決へ」の学習会を行っていただきました。なぜ、辺野古新基地建設に反対すべきなのかを、写真を使って分かりやすく解説してもらいました。
 
 

仲井真前沖縄県知事が沖縄選出自民党国会議員をねじ伏せ新基地建設容認を行うといった暴挙にでました。
そして2013年12月27日に県知事が辺野古公有水面埋立を許可。それに対し、朝日新聞の社説(昨年12月21日)には「うつむきがちの5人(沖縄の自民党国会議員)を従えた石破茂・自民党幹事長の会見を見て、多くの県民が「21世紀の琉球処分だ」と怒り、県議会でも屈辱は語られたのです。
その光景が、1879年に明治政府によって琉球王国が解体され、日本に併合された歴史と重なったからです。

世論を無視した工事

世論を無視した工事の強行により国と全面対決になりました。漂流する普天間問題として第1に挙げられるのが少女暴行事件で、1995年9月10月には8万5千名の県民による抗議集会がおこなわれました。この事件により全国に連帯の運動が広がっていきました。

1996年にはSACO合意の中で「5~7年以内に返還」と合意したものの沖縄県内移設を条件としたため膠着状態になり、話が平行線のまま進みました。また、2004年8月には普天間の米軍ヘリが沖縄国際大に墜落し局面が大きく変わりました。

闘いが始まる

そして名護・辺野古の地道な激しい闘いが始まりました。現地では辺野古の「オジーオバー」のテント村での座り込みが激しさを増し「戦争のときに海の幸で生き延びた」「命の海」と辺野古埋立てに反対しています。
 
環境破壊に関してもジュゴンが棲息する宝の海・青サンゴの美しい海を膨大な土砂(10トントラック525万台分)で環境を破壊し埋め立てようとしている。
そして、闘いは新しい局面入る。オール沖縄の闘いですべての自治体首長、議会や政党が「建白書」を2013年1月28日に提出。また、オスプレイ配備と普天間基地県内移設反対が激化した。

島ぐるみ県民会議の発足から県知事選の勝利で圧倒的な反対世論が80%以上に。また、7月27日に沖縄「建白書」の実現をめざし未来を拓く島ぐるみ会議を結成し、翁長雄志新知事が誕生した。新知事は、県民大会の実行委員長を何度も務め、オール沖縄の象徴的な存在になりました。

ジュゴンが生息する美しい海に建設反対
基地の埋め立て場所はジュゴンやウミガメの生息地でもあり、美しい海です。だから今、集団的自衛権を強行に採決し戦争のできる国づくりをしようとしている安倍政権に対して断固として闘っていかなければなりません。今期も沖縄意見広告が始まっています。沖縄に連帯しともに闘いましょう。
 

連帯ユニオン議員ネット