今回は、空港拡張における農地の強制収用と闘う市東孝雄さんと連帯するため、そして、民衆を無視した国策と闘うため、反対同盟の萩原さんの畑の中で行われた三里塚全国集会に参加した。
10・11三里塚全国集会

地域住民無視の空港会社と国の強引なやり方
２０１５年６月、東京高裁は有機農業を営む市東さんに対し、農地の明け渡しを命じる判決を言い渡した。

三里塚闘争の歴史は長い。国の利益のためには個人の人権より国家の権利を優先するこの強制を止めなくてはならない。土地があれば、良い野菜ができるというものではない。１００年間耕し育ててきた農地。これは農業を営む人たちの権利と誇りである。この農地からできる有機野菜を必要とする人々。この繋がりが今の日本に本当に必要なものだ。

それを、有事の際には真っ先に使用される空港建設などに奪われて良いのか。私たちは、改めてこの三里塚の闘いに連帯すべきだ。
現地闘争にはなかなか参加できなくても、沖縄の闘いと同様に全国でできる闘いがあるはずだ。その一つが裁判闘争支援。最高裁による強制収用をさせないためにも署名活動から広げていこう。

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