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連帯労組第32回定期大会

安倍内閣を退陣させよう

9月6日~7日、静岡県・ニューウェルシティ湯河原で連帯労組第32回定期大会が開催された。本大会では戦争法案の廃案・安倍内閣の退陣を求める全国統一ストライキの実施を決議。また、「政治闘争」「組織強化・拡大」などをテーマにした分散討論会を行い、2日間の討議を経て2016年度運動方針を満場一致で採択した。

冒頭、菊池執行委員長は「連帯労組はこの一年、大きな成果を獲得している。

15春闘では、関生支部が賃上げ1万円・一時金138万円・福利厚生12万円。各地で一定の労働条件改善が図られた。関西では、二分されていた労働戦線の大同団結が果たされ、集団的労使関係を再構築。それを元に業界が一本化。適正価格収受に道筋がついた。
、菊池執行委員長
この1年の成果を強調する
菊池委員長

政治闘争では、『戦争できる国』づくりや原発再稼働、歴史修正主義に反対して闘ってきた。また、全国青年部が中心となり辺野古に現地闘争団を派遣。フクシマ連帯キャラバンを継続し、戦争法案廃案を求めて国会前行動などに取り組んだ。

ここで3つの重点課題を強調したい。

1つは戦争法案反対の闘いだ。日本を『戦争できる国』にしようとする安倍内閣の暴挙を許してはならない。法案成立阻止に向けて連帯労組は全国統一ストライキに立ち上がる。さらに、法案が成立したとしても闘いを継続する。そして、来年の参院選では自公に鉄槌をくだし、安倍内閣を退陣させよう。そして、戦争法を廃止させ、辺野古基地建設を断念させよう。

2つ目は政策運動の強化だ。1990年代からの規制緩和によって非正規労働者が急増し、格差が拡大。トラック産業ではドライバー不足が発生している。産業構造を転換しない限りこの問題は解決しない。中小トラック企業を団結させ適正取引条件を確立しよう。

3つ目は史実を学ぶ運動だ。この一年で大きな成果を上げたが、この運動は継続しなければならない。組合員が正しい歴史観を身につけるよう日常的な学習に取り組もう」と挨拶した。

次に、各界の来賓が挨拶。このなかでは戦争法案反案に向けてストライキをもって闘う連帯労組に大きな賛意が示された。さらに、辺野古現地闘争を闘う組合員が発言。この組合員は「今日まで埋め立てを許していないのは現場での闘いがあるから。『闘いによって情勢を切り拓く』との連帯労組魂を今後も発揮していきたい」と決意を語った。

経済・政治・思想など多方面で前進!
続いて、2015年度活動経過が報告され、2016年度運動方針が提案された。その後、「政治闘争」「組織強化・拡大」「トラック産業政策」などをテーマとした分散討論会を開催。積極的な発言が相次いだ。

 

 戦争法案廃案へ全国ストを決議

2日目には、分散討論会の内容を発表し、各支部がこの間の活動を報告。その後、2016年度運動方針・予算案を満場一致で採択し、新役員体制を確立した。 最後に団結がんばろうを三唱、ストライキの成功と1万人組織建設、連帯労組の躍進を誓い合った。


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