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沖縄基地問題
教育部では、月に一度開催する幹部教室を通じて、執行委員のレベルアップに力を入れています。今月のテーマは「沖縄基地問題」です。

沖縄から米軍は撤退しろ
    基地のない島を!

3月15日、前衆議院議員の服部良一さんを講師に迎え学習会を行いました。昨年の年末には仲井真知事が辺野古埋め立て承認したこと、尖閣諸島では中国への敵視政策において最前線基地にしようとしている沖縄で、政府との攻防など今の沖縄の現状と歴史を振り返りました。

薩摩藩の支配下沖縄-鎖国なのに貿易行う 
昔、沖縄は琉球王国として500年間の大交易(貿易)時代がありました。その時代を冊封時代といい進貢船で中国と貿易をしていました。1609年には薩摩藩が3000名の軍隊を連れて琉球に乗り込んで来ました。それ以来、琉球王国は薩摩の支配下にあり、薩摩藩は鎖国していながらアジアとの貿易をしていました。沖縄の歴史- Wikipedia  

現在、安倍政権は領土問題を利用し、自衛隊の離島強化配備、さらに尖閣列島が中国に占領されたときは自衛隊が奪還するため離島奪還作戦を考えています。

アメリカには陸・海・空と海兵隊があります。海兵隊は敵前上陸部隊で侵略部隊です。安倍政権は、自衛隊での水陸機動団(日本版海兵隊)の設置を検討し、オスプレイ・水陸両用車・機動戦闘車・F35戦闘機・強襲揚陸艦も強化しようとしています。


沖縄の独立議論の声- 数十万の人が犠牲に

現在、沖縄では琉球独立の世論が大きくなっています。何故なら沖縄は沖縄戦という壮絶な戦争を体験しているからです。その犠牲者は22万から23万人で、その内沖縄県民は15万人と言われています。

特徴的なのは日本軍から手をかけて殺される事件が相次いだこと。方言を喋るとスパイとみなされ殺害されました。沖縄の人々は、このような経験をしてるので平和の意識が非常に高く、戦争が終わり、やっと平和が訪れると思っていたら日本の独立と引き換えに米軍が支配。日本国憲法は戦後27年間、沖縄では適用されませんでした。そして今も米軍基地が集中しています。

辺野古の基地建設予定地はジュゴンやウミガメの生息地でもあり、たいへん美しい海です。  また、アメリカは現在、深刻な財政赤字であり各国の米軍基地の削減を行っています。しかし、日本の米軍基地は減っていません。なぜなら日本は米軍基地に対して年間6000億円ものお金を注ぎ込んでいるからです。米兵はアメリカ本土に「日本政府がお金をたくさん出してくれるので削減の必要はない」と言っています。
 

真っ先に攻撃対象に-沖縄と連帯し共闘を

最後に、基地反対運動はここ1、2年は厳しい闘いが続くと言われています。朝鮮民主主義人民共和国や中国と戦争になれば、間違いなく真っ先に沖縄が攻撃されるでしょう。
そうならないためには秘密保護法を強行採決し、戦争のできる国づくりを進める安倍政権と断固闘っていかなければなりません。第5期の沖縄意見広告運動も始まっています。沖縄と連帯し、共に闘っていきましょう。


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