連帯ユニオン 近畿地方本部 関西地区生コン支部 近畿地区トラック支部 近畿セメント支部 労働相談-ホットライン
 文字の大きさ
  現在:
    文字小←  →文字大
  文字サイズ
   


 2014年日朝友好(西・大正・港)新春の集い

2月7日港区民センターで2014年日朝友好(西・大正・港)新春の集いが開かれた。
 
いま朝鮮高校を、無償化から排除して4年が経とうとしている。無償化実現に向け大阪や愛知での提訴を皮切りにして、全国的に司法の場で闘われている。弁護団からは「自らの属する民族の言葉によってその文化・歴史を守る権利が保障され、多民族・多文化が共生する社会の実現が求められる時代において、政治的及び外交的理由により、子どもたちの権利が侵害されることがあってはならない」と意見陳述を行っている。

朝鮮学校に通う生徒は、日本で生まれ育ち、これからも日本で永住していく在日の子どもたちである。日本の生徒・児童となんら変わりなく、日々、勉学やクラブ活動に励んでいる。これは日本国憲法、国際人権規約、人種差別撤廃条約、子どもの権利条約で禁止された民族差別であり、在日朝鮮人に対する弾圧行為であると同時に排外主義そのものだ。このような状況の下で本年2月に日朝友好の集いが開催された。

 

朝鮮高級学校の女子生徒によるコーラスから始まり、
 
主催者あいさつを山元実行委員会委員長が行った。基調講演を『「高校無償化」適用と「補助金」支給を求める裁判の現状と今後の闘い』について朝鮮学校の無償化を求める連絡会・大阪の弁護団長の丹羽雅雄弁護士からあり、無償化の適用をしないことは明らかな憲法違反であり朝鮮学校だけが無償化の対象外にしているのは人権侵害と安倍政権を断罪した。また、この問題が新たな民族差別と排外主義を作り出していると指摘し、いまこそ多民族共生に向け日朝の友好を深めることが大切であり新春の集いもその一つであると提起した。



集会実行委員会として、南大阪朝鮮初級学校アプロハムケアピールと共同アピールが提案され参加者一同の拍手で採択された。その後、第2部に移り乾杯のあと大阪朝鮮歌舞団が歌と踊りを披露し、最後に山元実行委員会委員長の団結ガンバローで締めくくった。

連帯ユニオン議員ネット