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韓国からの訪日団と交流 ②

 

韓国建設労組訪日団
9月19日から23日の間、韓国建設労組の4名が5日間(大阪から東京)来日されました。

韓国労働運動の報告

韓国建設労組9月20日、分会事務所で、建設労組・連帯労組京津ブロック合同討論学習会と団結交流会が開催されました。建設労組から4名の仲間が訪日団として参加。当日は京都を観光した後、合同討論学習会に移り、冒頭に建設労組の京仁地域本部長であるキム・ギュウ氏から、建設産業連盟発足の経緯から近年の活動内容・問題点などの報告があり、映像をもとに学習会が進められました。



韓国建設労組キム氏より建設産業連盟がゼネストを決行したことにより、未払い賃金を無くすための第一歩として支給保証制度が法改正された。また、退職金制度の見直しとして電子システムを導入し、労働者一人ひとりが電子カードを持つ仕組みを韓国政府が検討すると回答をさせたことは大いなる成果。何より、建設産業連盟の団結力と結集力、さらに国民を巻き込んだ決起集会が韓国政府を動かす大きな原動力となっている。
来期の建設産業連盟の方針として、圧送労働者の組織化を目指して組織加盟促進運動を展開し、現在、京津ブロックが取り組む圧送業界での運動を韓国に持ち帰り反映させたい。と述べられました。

その後、京津ブロックが活動報告。
産業政策運動については、圧送業界における共同経済事業の実施・近圧協組加盟促進の取り組みと、生コン価格の値戻し・協同輸送事業の確立(3年以内)に向けた成果と課題、そして、争議分会の報告を行いました。

行動なくて成果なし

今回の学習会と交流会を通じ学んだことは、建設民主労組と連帯労組が、情勢負けしない意識改革と時代情勢に応じた変化が求められるという事です。そして、「行動なくして成果なし」という言葉は世界共通であると実感しました。

連帯ユニオン議員ネット