とめよう！戦争への道　めざそう！アジアの平和　2014関西のつどい

場所　大阪城・野外音楽堂 時間　12時半開場　13時開始 辺野古現地からの報告： 安次富　浩さん （沖縄ヘリ基地反対協議会・共同代表） 唄： まーちゃんバンド　 集会後デモ　　 共催： 大阪平和人権センター　/　戦争あかん！基地いらん！関西のつどい実行委員会

■理不尽な蛮行・辺野古基地建設着工に抗議を！
８月 14 日、政府は辺野古新基地建設のためのボーリング調査を強行しました。海上保安庁、沖縄県警だけでは足りず本土の警備会社まで動員して、抗議する人びとやカヌーを包囲し襲いかかっています。

陸上ではキャンプ・シュワブのゲート前に三角形の突起が並んだ「殺人鉄板」を設置して抗議の座り込みを妨害しています。なんと 11 月の知事選挙で、埋め立てを認めた仲井真知事を支援するために辺野古基地建設の既成事実化を急ぐというのです。

沖縄の人びとは連日ゲート前に集まり、海上ではカヌーやボートで抗議をつづけています。｢理不尽な蛮行｣(沖縄タイムス）だとの抗議の声が全県に広がっています。全国で抗議の声をあげ、辺野古新基地建設反対の闘いをまきおこしましょう。

■戦争する国造りのための集団的自衛権・秘密保護法を許すな！
日本は第２次世界大戦を深く反省し、憲法９条で二度と戦争はしない、そのためには軍隊を持たないと決めました。 安倍内閣は、７月１日、この９条の下でも｢同盟国を守るための戦争ができる｣と強引に解釈変更しました。世界各地で戦争してきた米軍を守るために自衛隊が戦争に参加するというのです。

戦争するためには政府や軍隊は秘密を持ちたがります。昨年 12 月６日安倍政権は、秘密保護法を強行採決しました。政府や自衛隊、軍需産業などに不都合な情報を漏らした者は弾圧するというのです。治安維持法の時代を呼び戻そうとしているのです。
政府は、来春から集団的自衛権を行使するために必要な自衛隊法や武力攻撃事態対処法など関連 11 法案の改悪に着手するといっています。これら一連の法改悪を許さない大きな運動を作り出しましょう。

■反中国・朝鮮、嫌韓のあおりは戦争への道
安倍政権はことある事に「安全保障環境の悪化」を公言します。しかし、環境悪化を作り出しているのは安倍首相自身です。中国や韓国の人びとが反対するＡ級戦犯を英霊とまつり日本の侵略戦争と植民地化を美化する靖国神社参拝を強行したのは安倍首相です。重大な被害を受けた中国や韓国・朝鮮の人びとが不安になり怒るのは当然です。

■京丹後での米軍 X バンドレーダー基地建設反対！
自衛隊へのオスプレイの導入と佐賀空港への配備をとめよう！ 京都の経ヶ岬では､地元の反対・心配の声を無視して、朝鮮からのミサイルを探知するという理由で米軍Ｘバンドレーダー基地建設が強行され、岩国では住民を騙して米軍住宅が建設されようとしています。また、危険な事故多発機・他国への軍事介入のためのオスプレイを自衛隊に導入し、佐賀空港への配備が計画され、米軍オスプレイ訓練の全国化が急速に進められています。このような日米一体となった日本の軍事強化、各地の基地化に反対しましょう。

■川内原発再稼働させるな！原発輸出反対！
福島原発事故で事故収束の目処は立たず多くの人が苦しんでいる中、安倍政権は原発の再稼働をすすめ、インドや台湾に原発輸出をすすめています。全て原発関連大企業の利益のためです。インドでも台湾でも反対運動が起こっています。川内原発再稼働に反対し、被災者の要求に基づく救援・復興を要求し、原発輸出をとめましょう。

■いまを戦前にするな！アジア民衆の連帯で平和を築こう！
安倍政権をこのまま放っておくと､日本は戦争する国になります。押し返しましょう。危険な回れ右をストップさせましょう。辺野古基地建設を止めましょう。アジア民衆の連帯で戦争も基地もない平和な世界をつくりだしましょう。

　　　　　　　　11 月９日、大阪城野外音楽堂に集まりましょう！

とめよう！戦争への道　めざそう！アジアの平和　2014関西のつどいパンフレットより抜粋紹介