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東アジア青年交流プロジェクト訪中団

11月8日から11日にかけて、関生支部役員2名で、東アジア青年交流プロジェクト訪中団の一員として、中華人民共和国、北京へ表敬訪問しました。


 最近の日本の報道では、PM2・5大気汚染や尖閣諸島の領有権を事実上棚上げにしてきたことを一方的に破棄して領土問題を煽りたてたり、安倍内閣の閣僚が靖国参拝する中で首相の参拝待望論を提示したりと、侵略戦争の歴史を顧みない言辞が目につきます。
 

中国人民抗日戦争紀念館
村山富市首相(当時)の書

 私たちの訪問の目的は、中国の真の姿を見て、その事を持ち帰り、日本人が持つ間違った中国の印象を少しでも払拭して中国との友好を深めること。

訪中団23名のメンバー

今回は、東アジア青年交流プロジェクト訪中団・大阪の服部良一団長や引率の鈴木英司日中青年交流会理事長をはじめとする総勢23名で団を結成しての訪中となりました。

私が北京に来たのは、今回で2回目です。1回目は、今年5月、大阪日朝友好代表団(日朝友好なにわの翼)の一員として北京入りし、共和国北京大使館でビザを取得して北京から平壌まで飛行機で行きました。 日朝が国交を持てば、関西空港から平壌まで2時間もかかりません。北京に行くよりも早く到着できる国です。しかし、残念ながら今はこのルート(中国経由)でしか入国するすべがないのです。
 

私たちは、11月8日に北京に到着。北京空港からバスで鹿鳴山官庁風力発電所を見学させていただきました。風力発電所が万里の長城にあります。

  中国全土で必要な電力は4040兆キロワット。太陽・ガス・風力・石炭でまかなわれているそうです。また、中国の今後の課題は、ハルビンのスモッグ問題や人口問題、GDP単位あたりのエネルギー消費量の削減などだということを教えていただきました。
  日本の福島第一原発事故は東アジア地域に深刻な放射能汚染をもたらしています。日本国内でも原子力発電への依存を止めて、この様なクリーンなエネルギーに変える必要があると強く思いました。

連帯ユニオン議員ネット