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沖縄県民が受けた差別を学ぶ

【 レポート / 青年女性部 】

 10月19日、「大阪・大正区で沖縄戦を考えるフィールドワーク」に青年女性部から2名が参加し、大阪に移り住んだ沖縄の人々の暮らしや受けた差別について学びました。

私たちは、リバティ大阪に集合し展示物を見学しながら、就職を機に大阪に移り住んだ沖縄の人々が受けた差別や「沖縄県人会」の結成の説明を受け、その後、フィールドワークに出発。

沖縄の人々が主に移り住んだ地域が大正区でした。沖縄の方々は、ヤマトンチュ(本土の人々)からは、居住している地域を「沖縄スラム」と蔑視され、特別悪い賃金・労働条件がで働かされました。さらに、大正区以外では「朝鮮人・琉球人お断り」と書いた看板を掲げられるなど、沖縄色を隠して暮らさざるを得ない差別を受けていたそうです。
当時、「労働条件の改善を求めた差別と闘うためには、団結が必要だ」と立ち上がったのは青年でした。私たちも青年層として、弱者に寄り添い運動する事が大切だと改めて感じました。


参考

人類館事件 沖縄県

大阪市における沖縄出身者のまち――集住・差別・まちづくり
PDF  大変良いレポートです。 鹿児島大学国際島嶼教育研究センター

 

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