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連帯労組第30回定期大会

 

長谷川中央本部執行委員長 9月8日~9日、静岡県にあるホテルウェルシーズン浜名湖にて連帯労組第30回定期大会が開催された。本大会では、役員改選で静岡支部の菊池書記長が新執行委員長に就任。30年間執行委員長という重責を担ってきた長谷川氏からバトンを引き継いだ。また、2日間の活発な討議を経て2014年度運動方針を満場一致で採択した。
長谷川中央本部執行委員長が
主催者を代表して挨拶
 

 

冒頭、長谷川執行委員長は本大会の任務の第一は、「安倍政権は『憲法改正が歴史的使命』と表明し、憲法改悪に突き進んでいる。同時に、集団的自衛権の憲法解釈の変更や、秘密保全法制定、TPP参加、原発再稼動、消費税増税や辺野古新基地建設の強行に向かい、東アジアでの緊張を高めている。さらに、労働法制の全面緩和を成し遂げようと躍起だ。この時代に対応できる方針と体制を確立することが第一点。

第二は、労働組合の闘う戦線をつくること。この連帯労組は30年間、資本・権力から様々な弾圧・攻撃を受けてきたが、その度に反撃し成長してきた。その要因は、①産業別労働運動の追及、②産業・社会を中小企業と労働者主導に転換させる産業政策、③日常的な組織拡大・教育学習、④大衆闘争の重視。こうした特徴と優位性を活かして運動を展開することで飛躍的前進ができる。

第三は、世代交代を進め、魅力ある頼られる連帯労組づくりに全力をあげること。結成以来の目標である1万人組織は実現していないが、全国青年部の結成や全国組織部会議の開催など、近年の取り組みで組織と運動が発展する条件が整いつつある。激動と変革の時代に対応できる組織と運動を確立するには、若くて、新しいリーダーの擁立が必要。私は本大会で執行委員長を退任するが、今後もみなさんと運動を共にする」と挨拶した。

次に、解決職場及び争議団を紹介。関生支部からは、眞壁組グループ分会と千石生コン分会の代表が長期争議の解決を報告した。 続いて、2013年度活動経過が報告され、2014年度運動方針が提案された。その後、7班に分かれて「組織活動の強化」「産業政策運動」などをテーマとした分散討論会を開催。積極的な発言が相次いだ。

長谷川元委員長 2日目には、班ごとに分散討論会の内容を発表し、各支部がこの間の活動を報告。その後、2014年度運動方針及び予算案を満場一致で採択。役員改選では、菊池新執行委員長を軸とする新役員体制を確立した。
若い世代へとバトンタッチ
退任の挨拶を述べる長谷川元委員長

 

若手を中心に学習し仲間と共に汗をかく

菊池新執行委員長菊池新執行委員長は「組織的課題の『世代交代』について考えた結果、内部改革を進め、若い幹部活動家で新体制を構築し、新たな運動をつくるために、自ら中央執行委員長になる決意をした。先輩方からは経験を学び、全国青年部を中心とする若手組合員たちとは共 に運動や学習に取り組み、仲間と一緒になって汗をかきたい」と決意を表明した。

 

 

最後に団結がんばろうを三唱、1万人組織建設と連帯労組の躍進を誓い合った。

連帯ユニオン議員ネット