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■ 追加配備された本質を見抜こう
昨年7月全国の声を無視してMV22オスプレイ12機が岩国米空軍基地に陸揚げされました。岩国での試験飛行の後、10月には沖縄普天間基地に配備されています。さらに今年7月に12機が追加配備されました。

 

市民の声を完全に無視して配備した欠陥機
関生支部が取り組む政治課題について、支部教育部がシリーズで解説や問題提起を行います。第5回目はオスプレイについてです。
岩国でも、沖縄でも、事前の合意を無視して住宅地の上空でヘリモードから飛行モードの転換をくり返し、深夜の騒音で住民は悩ませています。 また、今年からは、本土でのオスプレイの低空飛行訓練が開始されました。


米軍は以前から低空飛行訓練7つのルートを設定しています。訓練ルートはいずれも複雑な地形の山間地が中心で、これまでにも高知県や和歌山県で別の軍用機による墜落事故や、衝撃波による建造物被害が発生しています。
 
オスプレイはいらない特にオスプレイは開発段階から多くの事故を起こし、「空飛ぶ棺桶」の別名を持つ欠陥機です。アメリカ国内では、住民の反対や環境・遺跡の保護のために禁止されているオスプレイの低空飛行訓練を日本では我が物顔に実行しているのです。 また、横田基地への配備検討は 「オスプレイが安全だというなら本土に配備すべき」 という沖縄の声に対して実行してみせるという政治的な効果を狙っているのかもしれません。
 

 
戦争のできる日本へと憲法改悪を推し進める
参院選の結果、改憲派の議員が3分の2以上になったと言われています。麻生副総理は「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気付かないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」と発言し、ナチスの手法を使ってでも改憲する決意を語っています。

安倍首相は集団的自衛権の行使容認に向けた検討を行っています。明文改憲の危険性だけでなく、気づいたら実質的に戦争をする国に変わっていた、ということにならないように、反戦、反基地の闘いを強めて行きましょう。


オスプレイはいらない岩国で反対集会に参加

7月28日、沖縄県民と岩国市民の意志を無視して行われる「オスプレイ」追加搬入に抗議する集会とデモが岩国市役所前広場で開催され、記録的な大雨に襲われましたが、1200名もの人が集まりました。

オスプレイの沖縄への追加配備を断固拒否し、沖縄をはじめ全国の人たちとより一層連帯を強め、「沖縄・岩国、全国どこにもオスプレイはいらない!」の声をさらに強めていくことが確認されました。


参考

琉球新報 ホームページ オスプレイ配備強行 市街地上空で「転換」 動画も有り

連帯ユニオン議員ネット