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日本の空を飛ばさせるな!
オスプレイの全国配備・訓練反対
オスプレイの全国配備・訓練反対!米兵による凶悪事件糾弾!沖縄連帯全関西集会

 

集会を告げるパンフレット

12月23日、西梅田公園において「オスプレイの全国配備・訓練反対!米兵による凶悪事件糾弾!沖縄連帯全関西集会」が開催された。ここには、関西各地で米軍基地の整理・撤去に取り組む市民団体、また、関生支部や全港湾大阪支部を始めとする労働組合など300人が結集した。

この日、沖縄ではオスプレイの強行配備や米軍犯罪に対する怒りを音楽や踊りで表現する「怒りの御万人大行動(うまんちゅパレード)」が宜野湾市内で開催され、3千人が参加。宜野湾海浜公園から米軍普天間飛行場・大山ゲート前まで行進した。様子は「YouTube

 


出発式で沖縄平和運動センターの山城事務局長は、自民党の安倍総裁が普天間飛行場の名護市辺野古への移設推進を明言したことに触れ「屈することなく、県内移設に反対する沖縄の総意を突きつけよう」と訴えた。

さらに同日、神奈川県では「怒りの神奈川行動」が同県海老名市内の東粕ヶ谷近隣公園で開かれ、市民団体や労働組合など800人が結集。「オスプレイ配備撤回」「オスプレイはアメリカに帰れ」「低空飛行訓練反対」などと訴え、米軍厚木基地までデモ行進した。さらに、配備撤回や米軍犯罪の根本解決などを同基地の司令官に申し入れた。


  ■ 今こそ「安保破棄」を ■

はちようび

はちようびの皆様

集関西会は、脱原発を訴えて活動するバンド「はちようび」の演奏で始まり、冒頭、飛び入りで参加した俳優の山本太郎さんからの挨拶の後、呼びかけ団体を代表して「しないさせない!戦争協力関西ネットワーク」の中北共同代表が、近隣諸国の脅威を煽って日米同盟の強化を進める支配層の動きに警鐘を鳴らし、「オスプレイの配備・低空飛行訓練、辺野古新基地建設を阻止しよう」と訴えた。

この後、呼びかけ団体や参加した労組が発言。この中で、関生支部の柳副委員長は「在日米軍基地やオスプレイ配備、米軍犯罪などの問題の根っこには日米安保条約がある。今こそ『安保破棄』を求めよう」と訴えた。

最後に、沖縄意見広告運動・関西事務所の細野事務局長が「今、重要なことは基地やオスプレイ配備に反対する声を『本土』で上げること。広く手をつなぎ、大きなうねりをつくろう」と発言。2月からオスプレイ配備・飛行訓練反対を訴える全国キャラバンに取り組むことを発表した。

 

緊迫する沖縄情勢  

沖縄・米軍基地を巡る情勢は、今後一層緊迫した局面を迎える。
辺野古については、昨年12月に沖縄防衛局が補正した環境影響評価書を沖縄県に提出。すでに手続きとしては「国が埋め立て申請をいつ沖縄県知事提出するのか」という段階だ。

米国政府が日本政府に対して、嘉手納基地にCV22オスプレイ9機を配備する計画を伝達。さらに、防衛省は2013年度予算の概算要求にオスプレイ導入の調査研究費800万円を盛り込むことを決定している。
今後、安倍政権は近隣諸国との軍事的緊張を利用し、沖縄振興予算をエサにして仲井眞県知事を揺さぶり、沖縄県民を再び分断した上で、辺野古への基地建設強行、オスプレイ配備・低空飛行訓練の容認に突き進む構えだ。

この誤った政策に対し、普天間飛行場ゲート前での闘い、高江でのオスプレイパッド(着陸帯)建設阻止の闘いを始め、沖縄県民は粘り強く闘い続けている。1月28日には沖縄の代表団約100人が上京し、安倍首相に直接「オスプレイ配備撤回」を要請した。 今、問われているのは「本土」でこの闘いを広げられるか否か。「平和なアジア」の実現に向け、オスプレイ配備撤回・米軍基地撤去の声を上げよう!

くさりNo.765より

連帯ユニオン議員ネット