連帯ユニオン(全日本建設運輸連帯労働組合)近畿地方本部、第29回定期大会が開催。本大会では1年の活動を振り返って運動の到達点を確認すると共に、29期に向けての活動方針が提案され運動方針を満場一致で採択。「年間ストライキ権の確立について」「5000名組織建設と組織強化をすすめる決議」など諸決議を確認をした。
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連帯労組第29回定期大会は来賓、組合員、オブザーバー含め130名が出席 |
垣沼近畿地方本部執行委員長が主催者を代表してあいさつを行った。
消費増税法案を強行採決した民主党は党首選で、オスプレイ配備、TPP、原発問題など拡大しつづける反対世論を無視して野田総裁を再選。対する自民党では極右の安倍元首相が総裁になるなど、混迷を深める政治状況を厳しく批判した。領土問題の対立が注目される韓国や中国との外交においては、東アジアの平和のため早期に関係を回復すべきこと、日朝関係では対話の重要性を強調し、近畿地本で訪朝団を派遣してきたことを報告した。
大阪市長・橋下率いる「維新の会」は、憲法を無視した強権的手法で公務労組を弾圧・排除し、国政進出へ動いている。私たちは労働者・市民の生活を守る立場から、憲法改悪・TPP・原発・米軍基地などに反対して総選挙で勝利を目指すべきであると表明。
このような状況下、有力な闘うナショナルセンターが存在せず、まっとうな組合活動をすると権力弾圧がふりそそぐ。しかし、弾圧の狙いは労働組合のイメージダウンや弱体化である。屈することなく闘いつづけようと鼓舞した。
1日を通じて活発な議論が交わされ、来期方針を確立。最後に団結ガンバローを三唱して大会は閉会した。
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