連帯ユニオン 近畿地方本部 関西地区生コン支部 近畿地区トラック支部 近畿セメント支部 労働相談-ホットライン
YouTube
 文字の大きさ
現在:
    文字小←  →文字大
  文字サイズ
   

大阪日朝友好代表団(日朝友好なにわの翼)

8月31日から9月6日にかけて、近畿地本の書記次長・近畿トラック支部の書記長・生コン支部の執行委員2名の計4名が、大阪日朝友好代表団である「日朝友好なにわの翼」の一員として、朝鮮民主主義人民共和国を表敬訪問しました。

我々連帯労組の4名は、朝鮮民主主義人民共和国の真の姿を視て、その事を持ち帰り、日本人が持つ間違った鮮民主主義人民共和国の印象を、少しでも拭い去り朝鮮民族との友好を深めることを目的として、日朝市民連帯・大阪の有元代表と、団を引率をして下さった、総聯大阪府本部国際統一部長の朴氏をはじめとする総勢20名の仲間で団を組んで、尊い経験をさせて頂きました。

鮮民主主義人民共和国は、1945年8月15日に第二次世界大戦で日本が敗戦し、同年9月2日の降伏文書調印によって、当時の朝鮮半島が日本の植民地支配から解放され、1948年に成立した国家です。
しかし、鮮民主主義人民共和国は朝鮮半島の侵略を狙う米国と1950年~1953年まで戦争(朝鮮戦争)となり、現在は休戦中となっているが、米国追随一辺倒の日本が建国から現在に至るも国家承認せず、国交が無い状態です。

鮮民主主義人民共和国に入国するためには、一旦、中国にある鮮民主主義人民共和国北京大使館でビザを取得し、北京から平壌まで飛行機で行く事になる。日本が普通に国交を持てば、距離的に近い国であり、関西空港から平壌まで二時間もかからない。北京に行くよりも早く到着出来る国であるが、残念ながら今はこのルートしか鮮民主主義人民共和国に入国できるすべが無い状態なのが非常に残念である。
 
「日朝友好なにわの翼」の団が首都である、平壌に到着したのは9月1日の夕方前で、現地の案内係の朝鮮対外文化連絡会の李研究員と桂局員・呉局員が出迎えてくれ、ホテルの移動するバスの中で自己紹介で、三名の綺麗な日本語での会話には驚かされました。そしてホテルの到着して最初に目に入ったのは、道を挟んで向かいのマンションの前の歩道で、小学生ぐらいの子供達がローラースケートを履いて夕暮れまで楽しいそうに遊ぶ姿は日本と変わりのない姿でした。

今回の訪問で、紹介したいことが有り過ぎて、この記事では書ききれないが、9月3日の板門店と芸術公演「アリラン」観覧のことは紹介しておきたい。板門店は開城市から東西8kmにあり、朝鮮半島の軍事境界線として東西240kmにわたって半島を南と北に分断した軍事境界線上にある。朝鮮戦争の停戦協定が、この板門店で調印された。半島を二分された朝鮮民族の人達が一日も早く、祖国統一をされるべきであり、米国に板門店の南側を管理する資格はない。
 
芸術公演「アリラン」は、13万以上の人達が行う大規模な「マスゲーム」で、演出する人達の一体感と美しさは言葉に出来ないほど見事な芸術でした。この芸術は、人々気持ちが一つにならなければ出来ないものであり、共和国人民の団結力を感じるものでした。

芸術公演「アリラン」 芸術公演「アリラン」 芸術公演「アリラン」 芸術公演「アリラン」
芸術公演「アリラン」 芸術公演「アリラン」 芸術公演「アリラン」 芸術公演「アリラン」

日本において共和国の報道は悪く報道されるばかりであり、本当の共和国の姿などは全くと言っていいほど報道されていない。共和国の姿を視て感じたことは、人達が非常に生き生きとしていることだ、この姿は今の日本の町ゆく人達より、目が輝いているような印象でした。
 
今の日本は、米国寄りの政策を改め、鮮民主主義人民共和国と一日でも早く友好関係を築くべきであり、その事を学習できた表敬訪問でした。

以上

連帯ユニオン議員ネット