川村賢市さんの生誕地を訪ねる種子島ツァー
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川村賢市元近畿地区トラック支部委員長が亡くなり3年が経ちました。一昨年は、種子島に遺骨を還すツァーを取り組み、本年は7月14~16日の日程で種子島の近くにある馬毛島を訪問するツァーを企画しました。
川村賢市さんの夫人をはじめ17人が参加、14日伊丹空港を8時前に発ち鹿児島空港で乗り継ぎお昼前には種子島に到着。マイクロバスで遺骨を還した海岸を訪問、今年は引き潮もあり海岸は静かでした。
15日は、快晴で10時には西之表港に到着、港で「馬毛島の自然を守る会」の方から島の現状を紹介していただきました。島の90%以上が民間に売却され、島固有の鹿も400頭近くいたものが半数まで減っている。日本政府は、この島を買上げ米軍機の離発着訓練場に開発しようと目論んでいるが、地元の漁業組合は沈黙し、西之表市はじめ種子島市民は、馬毛島が騒音の島に変貌することに反対している。署名は20万人を超えて政府に提出しているが、基地建設を断念させるまでに至っていないとのことでした。
その後、遊漁船2隻に分乗して馬毛島を目指し約30分で海岸線に到着、左回りに島を一周しました。
島は山の部分は削りとられ、ほとんど平になっており国の土地買収が進めば直ぐにでも滑走路建設が始まる状況でした。
島への上陸は、民間所有のため残念ながら出来ません。
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馬毛島 日本で2番目に大きな無人島
面積/8.4K㎡ 周囲/16.5Km 人口/無人島
★全体的に平らな島で一番高い所が中心部の丘之越で標高71m。そこにはトーチカがあるらしい。
★かつては人が住んでいたが(最高で528人)、その後農業の不振などで離農者が増え、1980年4月に無人島になる。
★無人島になってからはシカ(マゲシカ)や珍しい小動物、渡り鳥などの楽園になっている。
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賢市さんが、両親と一緒に馬毛島へ開拓団の一員として移住したのは幼い頃で、小学校の低学年まで住んでいましたが寄生虫の大発生などがあり農業で生計を立てられないので、種子島に移住後、兵庫県伊丹市へ親戚を頼って転居しました。
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