5・15沖縄平和行進
「5・15沖縄平和行進」は、全国青年部を中心に、関東・静岡・関生・近畿トラックの各支部から参加。私たちは、戦時中、沖縄で最も戦闘が激しかった場所を通る「南コース」を行進。3日間で約50㎞を歩きました。
人生の中でこの3日間ほど「平和」について考えさせられたことはありませんでした。沖縄から基地を無くして欲しいと訴える人や沿道で手を振るお年寄り、休憩所で行進団を受け入れて下さった人々、心温かい人々に支えられた三日間でした。
1972年5月15日に沖縄は日本へ返還されました。しかし、県民の願いは叶えられることなく、広大な米軍基地は居座り続け、今なお在日米軍基地の75%が集中。米兵が起こす事件や事故は後を絶たず、軍事演習の激化や戦闘機等の爆音で県民は危険にさらされています。
また、返還とともに適用されたのは日本国憲法ではなく、日米安保条約でした。県民は日米地位協定の見直しを求めて闘い続けていますが、その願いは日本政府に踏みにじられています。しかも日米政府は、普天間基地に危険性が高い軍用ヘリコプター「オスプレイ」の配備、辺野古新基地建設、高江ヘリパッド建設、与那国島への自衛隊配備を強行しようとしています。このような事から、県内外から約3300名が5月13日に開催された沖縄県民大会に結集しました。
□ 沖縄から全国へ
この運動を沖縄から全国へ、全国から世界へと広げる事が僕たち青年層に課せられた仕事だと思います。多くの仲間と連帯する事によって「基地のない平和な沖縄」がつくれると確信しています。
参考
ウィキペディア 沖縄戦
琉球沖縄朝日放送報道部
① 5・15平和行進報道 ② 5・15平和行進報道
③ 5・15平和行進報道 ④ 5・15平和行進報道
琉球新報ホームページ 激戦地で平和への歩み 5・15行進
琉球新報りゅうちゃんねる
平和願い本島行進 3コース出発 辺野古反対訴え
激戦地で平和への歩み 5・15行進
5・15平和とくらしを守る県民大会 ビデオ開始から7秒まで中央に連帯旗 |