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風評被害を乗り越えて被災地の農業を体験

農業ジャーナリストの大野和興さんから、福島県三春町(ホームページ)で開催される「収穫祭」農業体験、地域交流に招待され、女性の執行委員と婦人クラブあさがおの会長が参加した。
 

10月29日~30日、福島県三春町貝山女性連合会さんの農園で「収穫祭」農業体験を行い、新鮮な野菜を収穫しました。
農業を通じて交流を深める

三春町(原発30キロ圏内に隣接)では3・11東日本大震災と原発事故の影響で深刻な状況に陥っています。(三春町の農作業・農作物等に関する情報)
実りの秋の収穫時期に、野菜や穀物が風評被害にさらされているのです。
収穫祭の後、農産加工場を見学、私たちのカンパ・支援金で購入した農作物保冷庫ケースで「収穫した野菜をストックして産直販売に役立てている」と、報告され今後「ソーラーパネルを使い、電気を確保する」と説明されました。
 
見学を終え、三春町貝山公民館にて、収穫したての野菜と穀物で現地の人たちの指導のもと、食事の用意を手伝いながら和やかな時間を過ごし、郷土料理を味わって、交流を深めました。

翌日の座談会では、三春町会議員から、安心・安全な食品を提供するために、放射性物質を町独自で測定している事。柿は、干し柿にすると放射能の数値が上がり、土の中の食物(キノコ類)は数値に波が有るため、流通を自粛している事などをお聞きしました。

婦人クラブ会長からは、婦人クラブの紹介、生コン支部で取り組んだ昨年の139日ストライキの事、今春闘で勝ち取った賃金を支援カンパに充て、ボランティア活動に取り組んでいる事を報告しました。また、女性部として女性の処遇改善の現状報告をしました。
 
 

参加者レポート
 
今回福島へ行き、過疎化してしまった町並みを見て、脱原発を実現しなければ明日は我が身だと思った。震災復興に乗じたTPPには断固反対だ。 今度、三春に行く時は綺麗で有名な滝桜花見をしたいです。
国定天然記念物 三春滝桜
ライブカメラは「こちら



くさりNO.752より

 

連帯ユニオン議員ネット