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第16回アンコールワット国際ハーフマラソンと支援活動報告
 
カンボジアの地図 

 
今年も元気に、森脇健次さんと連帯ユニオンのメンバー合わせて四名が「チーム森脇」としてアンコールワット国際ハーフマラソンに参加してきました。
 

マラソン会場 アンコールワット遺跡 写真

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スポーツを通じて希望と勇気をわかちあう事をテーマにして始まったアンコールワット国際ハーフマラソンも今年で16年目であり、まだ日も明けぬ、漆黒の闇の中に、アンコールワット遺跡前のスタート地点になんと、今年は58の国と地域から5230人が続々と集まってきた。今年は特にヨーロッパ勢の選手達の数の多さもさることながら、スタート地点は、世界中の言語が飛び交う、まさに人種のるつぼである。

快走する森脇健児さん

昨年は、連続参加してきた我々連帯ユニオンと森脇健児さんに、カンボジア王国を代表して組織運営委員長である観光大臣より、感謝状が授与されました。有森裕子さんからも森脇さんや連帯ユニオンが長年にわたり貢献していることへのお礼の言葉もいただいた。

本当に小さな支援であっても、継続することの大切さを感じたものである。
今年も私たち連帯ユニオンは「民間レベルで出来る交流援助」として、現地の小学校へ「呼び鐘」と平和人権連帯会議から拠出してもらった「文房具」など、持ちきれないほどのプレゼントを届けに、カンボジアの太陽で褐色に日焼けした屈託のない笑顔の小さな仲間達に会いに行ってきた。


今もなお、国内に残された地雷の被害にあう人もおり、その影響で戦後復興も遅れていると聞いている。しかし、16年目に入るアンコールワットマラソンは、国際認知度も増して、国家を挙げる事業に発展してきたことと、対人地雷で犠牲になった多くの人々の義手・義足支援や障害者スポーツ振興、青少年のエイズ予防だけにとどまらず、あらゆる自立支援へと広範に裾野を広げていることを確信した。
ベトナム戦争に端を発したカンボジア紛争は1990年の「パリ和平条約」締結で落ち着き、あれから21年と言う時間が流れた。
絶望の殺戮時代から復興していく様を、我々一行は肌で感じることが出来たと思うと同時に、子供達から笑顔を奪う戦争という名の殺戮には断固として反対していかなければならない。
加えて、民間支援の支援の必要性と、その難しさや限界を理解した上で、もっともっと子どもたちが笑顔になれるような支援を継続する必要があるが、今後も、この支援活動を継続する上で、広範に支援共闘労組や各団体への呼びかけも行っていく必要があるなと感じた。一過性の支援で終わることなく、連帯ユニオンの掲げる国際連帯方針を確信にし、広めて実践していくことこそが「国際平和」に繋がる。そのことを感じた「チーム森脇」一行であった。

【レポート 連帯ユニオン関西地区生コン支部執行委員】

森脇さんのアンコールワット国際ハーフマラソン
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