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連帯ユニオン中央本部は9月11~12日、
第28回定期大会を静岡県御前崎で行いました

連帯ユニオン中央本部は9月11~12日、
9月11・12日 御前崎グランドホテルにて

 中央本部第28回定期大会が開催され、1年の活動を振り返り、運動の到達点を確認し、来期に向けて新たな活動方針案を提案し採択した。各支部の運動の成果と課題を報告した後、争議経過報告、決意表明があり、役員体制が確立された。また、全国青年部結成大会が開催され、設立趣意の提案決定を行い、全国青年部が結成された。
 
 


まず中央本部の長谷川委員長は、3月11日の大震災で多くの尊い命が失われた事に触れ、「犠牲になられた方のご冥福をお祈りすると共に全ての被災されたみなさんにお見舞いを申し上げたい」と切り出した。そして「私たちは、『核と人類は共存出来ない』という事を明記して【脱原発】に向けた運動と闘いの具体化を本大会で決定していかなければならないと強く思い、その第1弾には9月19日に明治公園で開催される『さよなら原発・五千万人集会』の成功と同時に『ひとり百筆・一千万人署名』も全力を挙げて取り組む。今年の秋から来春の春闘にかけて各地で【脱原発行動】を組織して、3単産を始め、多くの組合とも共闘しつつ【脱原発ストライキ闘争】を組織する」と明言した。
 
続いて中央本部の小谷野書記長は、「組織の中で何で被災地のことばかり言っているのだ」と言う声もあります。しかし、我々は大会のスローガンにも掲げてあることだが、被災地にみんな行かなければ行けない。ここで新自由主義の息の根を止めるためにも、震災被災地の中で今の政権がやろうとしている政策にトドメをさす事が重要だと考えている。
 
私たちは労働組合として、この日本の社会で生きることに苦しんでいる人たちがいれば、自分たちの組織で出来る範囲の事をやろう。労働組合には社会的責務がある。『社会的に役割がある』という事を自覚し直すような事を考えて取り組んでいる。
 
労働組合は自らの賃金・労働条件を良くする為だけ、組合員の為だけの組織ではないのだ。産業の民主化を図る、産業政策を実行して産業の基盤を安定させる事は重要な課題であり、労働組合には沢山の人がいて社会的な影響力を持ち、運動を作る力がある。社会を変えていく任務があると発信した。
 
 

■ 全国青年部結成大会開催
次世代の幹部活動家を育成し活性化する

大会2日目の前段で、全国青年部結成大会が開催された。
部長(関東支部)が選出され、「全国青年部は、連帯労組の運動の最前線に立って、建設・運輸産業における産業別労働条件の確立に向けた運動はもちろんのこと、全国的な視野にたって労働運動・平和活動を再構築するため、これまでの運動の歴史と教訓を糧として奮闘する。また、学習活動に積極的に取り組み、反戦・反差別・反原発運動を基軸として他労組・他団体と共闘関係を強化し、次世代の幹部活動家として活動に全力を挙げる」と力強い挨拶をおこなった。

くさり NO.750より

連帯ユニオン議員ネット