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◆ 粘り強く闘い抜き勝利 闘争を楽しみながら

 市の委託事業者としてゴミ収集を行う会社で、2007年4月の組合結成以来、会社の組合攻撃から争議状態となっています。
会社は、組合員に対して未組織従業員との差別待遇を行ってきましたが、その攻撃が組合員に通じないことが分かると、新たな攻撃として2008年12月から翌年4月にかけて、3名の仲間を一方的理由で解雇しました。しかし、会社の思惑とは裏腹に、解雇された3名が反撃の切っ掛けをつくることとなったのです。解雇を法廷で争う際、3名が中心となって会社の違法行為を調査し、裁判に照らし合わせてビラを作成して市民に広報活動を進めました。

会社はこの運動に過剰な反応を示し、ビラ配布などの広報活動禁止の仮処分裁判を打つなどの手段をとってきましたが、昨年11月に出されたK組合員の解雇無効の仮処分決定以後、本年6月にはU組合員、9月にはM組合員の「地位確認訴訟」で、次々に解雇無効の組合勝利判決を勝ち取ることとなりました。 また、9月9日の大阪府労働委員会でも会社の「不当労働行為」が認定されて救済命令が下され、第三者機関において組合の連勝が続いています。この結果は3名が闘争を楽しみに変えながら得たものであり、これからも一歩ずつ勝利に向かうことを確信しています。この勝利をもとに、行政としての指導責任を放棄したうえ、会社を擁護し続けた市側に対して要請を強めていきます。
不当解雇に対して解雇無効の判決

くさりNO.738より 

連帯ユニオン議員ネット