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 私と書記長は、4月30日~5月6日までの1週間「日朝なにわの翼の団(9名)」に参加し、日本では歪曲された報道で敵対視されている朝鮮民主主義人民共和国(以下、共和国)に訪朝し、この目で現状を見てきました。まず最初に、地図上ではとても近く、時間的にも数時間で行ける国なのですが、国交がないため中国経由で1日掛けての入国になり、距離・時間とも近くて遠い国になってしまっていると感じた。
 


近くて遠い国
私たち団は5月1日中国から共和国に入国する際、両国でメーデーを祝う赤旗がなびく町並みを見た時、共和国は労働者の国だなぁと感じながら入国することができた。さて、この労働者の国共和国は、金日成生誕100年を迎える2012年に経済力向上(人民生活の向上)という「強盛大国(きょうせいたいこく)の扉を開ける」というスローガンを掲げており、強固な経済制裁の中でも難問を解決し強盛大国の道に突き進んでいます。特に、鉄鋼生産部門では原材料のコークスがアメリカの経済制裁により輸入が困難になっていて、近年コークスなしでの鉄鋼生産が可能(開発)になったこと。また、海外からの科学技術の輸入も困難な状況下、CNCと呼ばれる自前のコンピューター数値制御装置の開発に成功。すでに全国の工場にCNC技術を導入して省エネ化を進めながら生産力を10倍以上も向上させるという成果を挙げています。今後、人民生活に必要な生活物資がたくさん出回るとの説明も受け強盛大国化へ進んでいる。 
 
共和国の食事は最高
実は、私は今回の訪朝で1つ心配事がありました。それは、食事面です。昨年のキューバはそれほど苦労はしませんでしたが、過去、中国で全く現地での食事が合わず現地滞在中、持ち込んだ日本食が底をついたあとは空腹で過ごすという苦い経験をしました。今回は万全の態勢で日本食を詰め込み訪朝しましたが、共和国での食事はとても美味しく「ほぼ全て」を完食。滞在中最高の食生活を楽しめました。
なかでも、キムチと冷麺、そして濃厚なアイスクリームは別格に美味しく、書記長は、人の2倍強は食べていた記憶があります。

次回は少し角度を変えて「労働者の国」共和国の医療・教育・住宅・男女同権と強制連行、拉致問題、そして社会主義キューバとの比較について報告します。

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板門店(はんもんてん、パンムンジョム)

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