連帯ユニオン 近畿地方本部 関西地区生コン支部 近畿地区トラック支部 近畿セメント支部 労働相談-ホットライン
YouTube

 
米軍の蛮行に苦しむ人々を支えよう
『ベトナムの枯れ葉剤被害を知る集い』
  ~ドクさんを迎えて~

ベトナム戦争中に米軍が大量に散布した、「枯れ葉剤」の影響で今も苦しむ現地の子ども達を支援すると共に、日本とベトナムの友好関係を強化するため、NPO・MOAは支援事業の一環として4月28日、『ベトナムの枯れ葉剤被害を知る集い』を大阪市立子ども文化センターでグエン・ドクさんら4名を迎えて行った。

  
NPOMOAは今回、ベトナムからドクさんほか、現地平和村のツーヅー病院で働く3名のドクターを招請(しょうせい)。4名は大阪市行政を訪れたり、RENTAIFESTA2010に来賓として参加するなど、来日期間中に忙しい日々を過ごした。集会会場の大阪市西区『子ども文化センター』には3百名を超える支援者が結集。会場では枯れ葉剤被害を訴える写真パネル展示や、ドクさん招請グッズ即売会が行われた。
 

● 枯れ葉剤の影響でガンが多発している

ドクさんは日本の関係者に感謝を述べ、ベトナムの子ども達へ一層の支援を訴えた

集会では大野進NPO・MOA代表理事が挨拶したほか、来日した4人、グエン・ドクさん、リュウ・テ・ヅゥエンツーヅー病院副院長、タ・チ・ボン同副院長、グエン・ティ・ホン・タン同病院院平和村課長がそれぞれ挨拶。ツーヅー病院はベトナム南部最大の産婦人科病院で、同病院で出産される子どもには、枯れ葉剤の影響を受けた新生児が現在も誕生していること。また、小児・女性のガンが多発していることなどを報告。米軍の蛮行に苦しむ悲劇の中でも、強く生きていくことの大切さを我々に訴えた。

くさり NO.733より

連帯ユニオン議員ネット