ベトナム戦争中に米軍が大量に散布した、「枯れ葉剤」の影響で今も苦しむ現地の子ども達を支援すると共に、日本とベトナムの友好関係を強化するため、NPO・MOAは支援事業の一環として4月28日、『ベトナムの枯れ葉剤被害を知る集い』を大阪市立子ども文化センターでグエン・ドクさんら4名を迎えて行った。 ● 枯れ葉剤の影響でガンが多発している
集会では大野進NPO・MOA代表理事が挨拶したほか、来日した4人、グエン・ドクさん、リュウ・テ・ヅゥエンツーヅー病院副院長、タ・チ・ボン同副院長、グエン・ティ・ホン・タン同病院院平和村課長がそれぞれ挨拶。ツーヅー病院はベトナム南部最大の産婦人科病院で、同病院で出産される子どもには、枯れ葉剤の影響を受けた新生児が現在も誕生していること。また、小児・女性のガンが多発していることなどを報告。米軍の蛮行に苦しむ悲劇の中でも、強く生きていくことの大切さを我々に訴えた。 くさり NO.733より |