憲法63年 5.3兵庫憲法集会 rentai-union
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5月3日、神戸の私学会館で兵庫憲法集会が開催されました。午後の熱い日差しにも関わらず350名もの多くの参加者が集まり、労働者による平和への思いが歌われる中、集会が始まりました。続いて主催者の挨拶がありました。
 
次に本日のメインである「砂上の同盟ー米軍再編が明かすウソ-」を講師の屋良朝博さん(沖縄タイムス論説委員)が講演され、沖縄で起きている状況が報告されました。
内容は
①「同盟=基地提供=沖縄」
②太平洋地域の沖縄配備
③海兵隊の大規模移転いま、そして50年前にいま・・・
④21世紀の海兵隊プレゼンス
⑤駐留を終わらせる。ローテーションへ
これらの米軍再編についての問題がスライドを使ってわかりやすく説明されました。やはり今問題になっている反米軍基地について、自分たちの大きな声を上げていくことが重要であると改めて確認出来ました。
 
集会も中盤に入り、各参加労組から3つの報告がありました。はじめに全港湾神戸支部からは、生存権問題として「不当解雇とのたたかい」を受けている本人が参加されて、今・解雇撤回に向けて闘っている経過報告が行なわれました。
次に人権問題として「相次ぐ差別問題」を、部落解放同盟兵庫県連合会から報告されました。足利事件で冤罪を訴えたいた菅谷さんが無罪になったことを踏まえ、昨年から狭山事件での石川さんの無実を明かす為に、再審の要請を検察庁・最高裁判所に取り組みを行ってる事。この事件に対しては「部落差別」が関わっている、必ず冤罪事件だと認めるよう行動を行う決意を述べられました。そして再審・証拠開示を求め、5月12日に狭山事件の市民集会を東京・日比谷野外音楽堂で行うことが伝えられ、沢山の参加を呼びかけられました。
 
連帯ユニオン 近畿地本の西山書記次長

  最後に人権問題として「排外主義に抗して」近畿地本の西山書記次長から報告されました。この間、特に外国人排外主義問題についての集会で在特会(ネット場で集まった人たち)が押し寄せ全国各地で混乱をおこすなどの行動をしてます。従軍慰安婦問題などを取り組む団体への襲撃等で彼らは勢力を上げてきており、極めて政治的意図を持った行動が露呈されてきています。対抗手段としては慰安婦問題の解決に向けた取り組みや朝鮮高校無償化排除に対する取り組み等の運動を前進させる事を私たちは求められており、日本人としての排外主義者に対する対抗の行動を取り組まなければなりません。
その第1弾として5・30排外主義を許さない関西集会のことを広報し結集できるよう協力を求めました。終わりに、集会アピールと閉会の挨拶を行い無事に終了しました。

連帯ユニオン議員ネット