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ベトナム戦争から35年、今なお続く「枯れ葉剤」被害
グエン・ドクさん家族
グエン・ドクさん家族 その2
ベトナム・ホーチミン訪問レポート
アジアと大阪を結ぶ文化交流と世界平和に寄与することを目的に設立されたNPO(非営利活動法人)MOAは09年12月20日から23日までベトナム・ホーチミン市を訪問。グエン・ドク氏に双子の赤ちゃんが生まれたことのお祝いと、本年4月から5月にかけて大阪で取り組む『ベトナム枯れ葉剤被害者支援』事業の実現に向けた要請を現地関係者に行った。
 
レポート

【垣沼陽輔地本委員長・NPOMOA副代表】
 グエン・ドクさん、双子の赤ちゃん授かる。 名前は「富士」と「花」

09年12月20日から23日までベトナム・ホーチミン市を訪問しました。
今回の目的は、ドクさんに09年10月25日に双子の赤ちゃんが生まれたので、これへのお祝いと、本年4月から5月にかけて、大阪に於いて取り組むベトナム枯れ葉剤被害者支援事業の実現に向け、ドクさんとツーヅー病院平和村タン院長ほか関係者をベトナムから大阪へ招待したく要請に伺いました。
私たち訪問団との懇談は12月22日に実現、午前にツーヅー病院でドクさんの双子の赤ちゃんと面会し、元気にすくすく育っている姿をみて一同安堵しました。名前は、男の子がフーシー(富士)、女の子がアンダッオ(花)と、どちらも日本を意識したものでした。今年の1月にツーヅー病院から退院して自宅で育児が始まっています。その後、ツーヅー病院でタン院長と名誉院長らと対談しました。途中からツーヅー病院の院長も出席して話し合いをした結果、今回の日本訪問を快諾してくださり、後日メールで日程などについて調整すると確認されました。
ベトナムでは、ベトナム戦争が75年に終わって35年を経た今なお、枯れ葉剤被害者が後を絶たず奇形児が生まれています。ツーヅー病院でも新しい患者が入院していました。幼くして障害を持ちながら健気に生きる姿に目頭が熱くなりました。
■ベトナム枯れ葉剤被害者支援事業は、以下の企画で進めていきます。
日程(予定)    
4月24日 関西空港へ来日
4月25日 RENTAI FESTA2010に参加し舞台で挨拶。会場内で写真パネル展示と物販を行う
4月26日 各地を表敬訪問
4月27日 大阪市内で枯れ葉剤被害者支援集会に参加
4月28日~30日 各地を表敬訪問
5月1日 未定
5月2日 帰国  
招待客 ドクさん/タンさん/ブォンさんの3人
グッズ販売・頒価 スポーツタオル1枚1,000円
クリアーファイル1セット4枚500円
皆様の御協力を御願いいたします。

 グエン・ドクさん来阪決定! 4月24日~5月2日(予定)
■NPO MOA(南大阪とアジアの平和友好の架け橋)は「枯れ葉剤の影響に苦しむベトナムの子どもたちへの支援」として各種事業を展開してから4年が経過しました。この度、NPO MOAとして正式にドクさんを大阪に招請し「枯れ葉剤被害者支援事業」を取り組むことになりました。今後、「招請委員会」の場で各種招請事業の企画・運営を話し合い、取り組みを進めていきたいと考えています。
【グエン・ドク氏招請委員会】
招請記念グッズ販売へのご協力を! 

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