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チョン・テイル魂継承
  
韓国 労働者大会に参加
11月6~10日の間、Kさんを団長とする、9名で韓国労働者大会に参加するため韓国を訪れた。 

6日、2時ごろ関空を出発し、4時ごろ仁川空港に到着し、バスに揺られること1時間ちょいで東大門の近くにあるホテル「サン・ホー」に到着し、一息ついたところで韓国衣料労組のチョン・チェグさんと交流会、プルコギを食べました。

 

  7日、午前中にキリュン電子を訪れました。
キリュン電子は2005年7月、差別的に労働契約を打ち切り、同労組の組合員を解雇しました。
韓国労働部が「キリュン電子は下請け契約に見せかけて派遣労働者を不法に利用している」との裁定を下されたにもかかわらず、政府と同社は影響を受けた労働者が必要に応じて正規雇用につけるよう努力していない。当初200人ほどいた組合員も10名ほどに減ったそうだが勝利するまでがんばってもらいたい。

 

午後からコルテック分会を訪れた。
場所は楊花大橋横の望遠漢公園、その公園内の送電塔の下にテントを張り、送電塔の上に小屋を造り龍城し、断食行なって闘っていた。



コルテックは07年4月、工場廃業により闘争が始まった。
06年、510億を売り上げ、66億の純利益を上げたにもかかわらず、廃業した。
労働組合を潰すための偽装廃業だと。コルテックは世界3位のギター製造業者(聞いた事ないけど)。 日本でもコルテック製のギターの不買運動を行なつてほしいとのことを分会長から提案された。

 8日の午前中は東大門市場辺りで買い物をし、4時ごろから前夜祭に向かった。
ソウル駅に着き出口付近に行くと、戦闘警察が厳戒態勢をしいて、物々しい雰囲気だったが、前夜祭は歌あり、踊りあり、演劇ありで大盛り上がり、日本とは全然違うので驚いた。

 9日朝、パジュ市で建設労組の事前大会に参加した。
日本でもおなじみの「律動」が歌と踊りを披露し、デモ行進、その後バスに乗りソウル市内の大学路で4万人を超える人が集まり、大会が始まった。前夜祭と同じく歌や踊りがあり、何回歌うねんとつっこみたくなりました。 せっかく参加したのですが通訳がいなく、内容はまったくわからなかったので今後の課題にしたいと思います。 最後にインターネット中継(手配中の為)で民主労総のイ・ソクケン委員長のあいさつで大会は締めくくられた。大会のあと、韓国の建設労組の組合員と交流会。焼肉で酒を酌み交わし、言葉の壁を越えて交流が深められた。

 10日11時ごろホテルを出発、バスで仁川空港に向かう途中、コルテック分会の籠城する送電塔が見え、今も断食をしてがんばつていると思うと感慨深かった。

 2時すぎに仁川空港から関空へ出発、関空に着陸する直前に急上昇し、一瞬ひやりとしたが、無事着陸し、関空で解散した。 韓国に行く前に、去年、大会に参加した人から韓国の大会は熱いと聞いていたがこれほどとは思わなかった。日本でもこんな規模の大会が出来ればと思った。
来年は皆さんもぜひ参加してもらいたいです。

 

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