1990年代初頭のバブル崩壊後、生コンの需要が激減したのにもかかわらずバブル期の過剰投資がそのまま残されました。生コン業者間では、歯止めのない安値乱売合戦が繰り広げられ、大量の業者が倒産・閉鎖に追い込まれました。我々連帯労組関生支部は、中小企業経営者とともに、交通労連生コン産労や全港湾労組とも協力して協同組合の再建に挑戦。1994年大阪広域生コンクリート協同組合を立ち上げ、大阪府下85%以上の組織率と販売価格の適正化を実現しました。さらに2008年10月、アウト企業50社が阪神地区生コン協同組合を立ち上げることに成功し、業界ではインとアウトの大同団結が大きく進んでいます。我々連帯労組は今後とも労働者の権利を徹底して守るのはもちろんのこと、巨大資本に立ち向かって中小企業の利益を守る政策活動や建設業界の不正を告発し、消費者にとって安心・安全な生コンの供給を目指していきます。 |