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G8サミット「直前東京行動」

戦争と環境破壊、格差と貧困を拡大させている
つの超大国は、責任をとれ
 反サミットの運動体が結集する「国際民衆連帯DAYS」(主催・G8を問う連絡会)が北海道で行われる。その前段の取り組みとして、6月28~29日の2日間にわたり、「G8サミット直前東京行動」(主催・同実行委員会)が取り組まれた。
28日は、貧困・労働、自由貿易、非正規労働、軍事、債務、生命特許、治安弾圧・戦争体制公共サービス・労働運動など各課題ごとの分科会が行われた
その後、全体会が開催され会場は400人の参加者で溢れかえった。
29日はオルタナティブサウンドデモを実施。500人が新宿の街を練り歩き「貧困と環境破壊をもたらすG8はいらない」と声を上げた。
 28日、分科会の一つである貧困・労働ワーキンググループ分科会が新橋区民会館で開催され70人が参加した。

28日、分科会の一つである貧困・労働ワーキンググループ分科会が新橋区民会館で開催され70人が参加した。冒頭、司会のなすび氏(山野労働者福祉会館活動委員会)は「貧困や不安定雇用の根っこにあるのは、新自由主義。新自由主義を世界的規模で推し進めているG8サミットをテーマに問題を掘り下げてそれぞれの運動をどうやってつくっていくのかをともに考える場にしたい」と説明。
続いて、現場で闘う仲間のリレートークへ。ここでは、ガソリンスタンドで働くアルバイト労働者、移住労働者、野宿者、生活保護受給者、そして、アメリカからIWW(世界産業労働組合)のダイアン・クラウテマー氏、フランスからジェラールのレニエ氏が発言。G8サミットに向けて、闘う決意を表明した。この後、会場からの発言を受け北海道現地に持っていく横断幕に参加者全員で「反G8」のメッセージを書き加えた。
分科会の終了後、会場を文京区民センターに移し、全体集会が開かれた。ここでは、神戸・新潟でのG8対抗アクションの報告、各分科会の報告、現地北海道からのメッセージがあり、その後、世界的な反グローバリゼーション活動家であるスーザン・ジョージ氏が講演。G8サミット開催そのものが違法・不当であり、「サミットは何の問題解決もしない」と痛烈に批判した。
翌29日は降りしきる雨の中オルタナティブサウンドデモ(音楽を流しながらデモ行進をすること)を敢行。警察の厳重な警備に挟まれながら、若者、外国人、野宿者、労働組合員、市民など参加者それぞれが思い思いに「G8サミットNO!」「一部の人間だけで勝手に世界のことを決めるな!」と怒りの意思表示を行った。

【通信】KU会事務局

連帯ユニオン議員ネット