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大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判


 

■ 地裁判決から3カ月 控訴審始まる

 6月25日、大阪高裁で大江・岩波沖縄戦裁判の第1回控訴審が開かれた。当日の午前中に大江・岩波裁判を支援する会は、「第一書判決(大阪地裁)を維持し 、控訴棄却の判決を求める」要請書名1万5千筆余りを高裁事務局に提出した。原告側の控訴審弁護団は34人から6人と大幅に減少、裁判傍聴も大江・岩波書店を支援する側が多数参加となった。6月25日の傍聴には、「自由主義史観研究会」メンバーが数人参加し、裁判を注目していた。控訴審でも原告らが言う「集団自決」への隊長命令がなかったという主張は失当しており、日本軍が深く関与したことが十分推認でき、両隊長が自決命令を発したとすることについて、真実を信ずるについて相当な理由があったと判断したことは極めて正当であり、この点は維持される見込み。
控訴審では原告側が新しい証人を申請していたが、合議の結果、却下され次回第2回控訴審で被告側の反論のあと結審となる予想である。次回、第2回控訴審は、9月9日14時から。
夜、エル大阪で開かれた大江・岩波沖縄戦裁判支援連絡会第3回総会で、検定意見の撤回を求める会・関西の代表である近畿地本垣沼書記長が世話人に選出された。

連帯ユニオン議員ネット