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大阪圧送協組が近畿圧送協組へと発展    発足記念式典に132名

 
昨年11月、大阪生コンクリート圧送協同組合(大圧協)が定款を変更し、名称を「近畿生コンクリート圧送協同組合」(近圧協)へと改めた。それと同時に、活動地区を大阪府から大阪府、兵庫県、奈良県の区域へと拡大。また、監督官庁の国交省近畿地方整備局より、本年1月28日付認可を受けた上で、奈良県3社・兵庫県7社の圧送業者が同協組に加入した。 これを記念して、近圧協発足記念式典が4月18日リーガロイヤルNCBで開催され、近圧協組合員、関係業者・団体、労組代表など132名が参加した。



主催者を代表して、大圧協から引き続き理事長に就任した近圧協・吉田伸理事長が挨拶。吉田理事長は、「全圧連近畿ブロックなどで近畿各地区の圧送業者・団体と懇談を重ね、近圧協発足に至った。現在、近畿でも京都などでは協組がない。これから、活動地域をさらに近畿全域広げて未加入業者の加入を促進。名実ともに『近圧協』となってきたい。そして、この流れを全国に広げていきたい。」と語った。




また、関連労組を代表し連帯労組関西地区生コン支部・武建一執行委員長が挨拶。武委員長は、「旧大圧協は①有能なリーダー、②センター(拠点)、③資金という3条件が満たされていたから成長したのではないか。同協組がここまで発展した要因を二つ挙げるとすれば、一つは、労使が協力し、共同受注事業などを成功させ組合員が利益を得るという具体的成果を挙げたこと。もう一つは、新自由主義・グローバリズムの中で個社型経営では成り立たないという今の時代状況。近圧協発足は、健全な労使関係確立が中小企業の健全な発展への道であることを示している。われわれはこれからも労働者の社会的経済的地位向上のみならず、中小企業の経営安定と経済民主化に向けて奮闘したい。」と述べた。


(圧送労働者のコメント)
近圧協発足によって大阪以外の近畿の圧送労働者と交流する機会が増え、情報交換できる。また労働者にとっては、働き易く生活が守れる環境作りを進めていく上で前進だ。期待は大きい。



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